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本日 

・井上工業株券

井上工業 株式会社・1858(代表取締役:山岸俊之)の株券

社長の時系列
山岸俊之・社長退任後取締役会会長へ
中村剛・社長退任後副社長へ
宮崎純行・株取引に関して内規違反として解任
中村剛・副社長から再任、最後の社長となる

井上工業  株式会社(証券コード:1858・東京証券取引所二部)
Inoue Kogyo Co., Ltd.

設立年月日:1929/08/08
上場年月日:1964/01
最終売買日:2008/10/30
上場廃止日:2008/10/31

上場来高値:××円(調整後株価××円)
上場来安値:1円
上場最終日の株価:1円
単元株数:1,000株
20××/××に××に××分割を実施
※調整後株価を基にして上場来の高安調べてます。

上場廃止理由:破産手続き

資本金の額:6,291,812,500円
発行済株式数:287,076,000株
負債総額:11,567,862,935円
(同時に破産した子会社フォレストの負債:947,912,486円)

最終売買日の他に何日間か、「買いの単元数が、売りを出している証券会社の数より少ない場合には比例配分されない」という東証の変な制度によって売り気配のまま取引が成立しないと言う事態がありました。
お陰でゆっくり買おうと思っていたら、売り殺到の中、買いを入れているにもかかわらず買うことができず、焦りました(笑)

業種分類:建設業
主な業務内容等:群馬県大手の建設会社
本社所在地:群馬県高崎市
従業員数:(単独) 235人(連結) 254人 (2008年8月)

この会社の建設物で有名なものとしては高崎白衣大観音建設がある。
当時井上工業の入社間もない社員だった田中角栄元首相が原型を自転車で運んだと言う話がある。

2000年には特定調停法に基づき群馬銀行など金融機関から約百四十三億円の債務免除を受けたことがある。

2008年1月、宮崎社長(当時)が信用取引の担保として預け入れていた井上工業株が、社長が信用取引で損失を出し、それに対する債権保全目的で証券会社が大量に売却した事により、株価大暴落

2008年8月、宮崎社長(当時)が井上工業株を担保にしていたことが原因だが、一連の取引について会社側に適切な届け出をしていなかったことを内規に違反していると認定し、取締役会で解任を決議した。
また、破産した現在も、宮崎元社長が子会社を通じて親族企業に融資した計11億円のうち、なお4億5000万円が回収できていないらしい。

破産理由
サブプライム問題や不動産市況の悪化により建築業界も厳しく資金繰りが悪化していた所、9月にアップル有限責任事業組合への第三者割当増資によって十八億円を調達し、失禁繰り改善と思われていた矢先、 シーズクリエイトが破綻。四億円超の回収不能債権が発生。
そして決定打としては、第三者割当増資の資金18億2千万円のうち15億2千万円を社員(部長)が外部に持ち出していた事だと言う。
しかし管財人によると実は18億増資の資金の出所は、持ち逃げされた15億だったのではないかと言う架空増資疑惑を持たれたが、中村社長は否定した。現在精査中。

新社長・井上工業
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080722/biz0807222053011-n1.htm

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2008年に上場廃止した株券で掲載中の銘柄のいくつかは、手元に複数持っています。
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