株式投資−初心者卒業講座 口座開設から始めよう! 投資信託で運用する

本日 

投資信託のコストについて

投資信託にかかる手数料については、販売手数料、信託報酬、信託財産留保金があります。

販売手数料(申込手数料)
投資家が投資信託購入時に支払う手数料です。
高めのもので3%以上のものがあり、手数料が無料(ノーロード)というものもあります。

信託報酬 
販売会社、投信会社、信託銀行への管理報酬です。
年率○%で表示されていますが、これを日割りして信託財産から日々差し引かれていきます。
信託報酬の内訳は以下の通りです。

販売会社 代行業務に対する報酬
投信会社 運用に対する報酬
受託銀行 保管・売買に対する報酬

信託財産留保金(額)
一種のペナルティーとして徴収される費用で、解約時に差し引かれます。(差し引かれないものもあります)
ファンドを解約する際に、有価証券の売却費用などがかかるので、換金を行う受益者に負担してもらうために徴収する金額です。

投資信託選択時の注意点

まず第一に注意すべき点ですが、先にも述べたように投資信託は、元本保証ではないという事を覚えておきましょう。プロが運用し分散投資しているので、株を1銘柄に投資するよりは比較的リスクが低いのですが、預金と比べると、どうしてもリスクが大きくなってしまいます。
次に手数料ですが、購入時一回だけ発生する販売手数料より、投資信託を保有している間発生しつづける信託報酬をチェックして、同種の投資信託を選別する際の基準とした方が良いでしょう。
ただし、信託報酬が高くても、高運用成績(高パフォーマンス)の投資信託がありますので、手数料に見合った高パフォーマンスであればパフォーマンスの良い投資信託選ぶのも良いので、トータルで考えましょう。

最近話題のBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国の略)諸国への投信などは、パフォーマンス結構良いようですが、国独自のリスク(カントリーリスク)などがありますのでそれを踏まえて購入するようにしましょう。
パフォーマンスも良さそうだけど為替リスクやカントリーリスクもありそうな投資信託は、ドルコスト法を利用して、毎月少額の積立形式(自動積立が無い場合は自分で計画を立てて積み立てる)が良いです。一気に資金を投入すると高掴み(高い値段で買ってしまうこと)になるかもしれないので、積立でリスクの平均化をするのが比較的安全な投資になります。

投資信託はネット証券で

銀行や郵便局の窓口でも投資信託各種扱っていますが、種類が限定的という理由や営業時間が制限されているといった理由から、どんな時間でも自由に取引が出来、商品豊富なネット証券をお勧めします。
また、銀行の窓口などで購入すると手数料が高く付き、ネット証券会社で購入した方が割安です。
株式口座だけではなく投資信託用の口座としてもネット証券を利用した方が良いと思います。
株用の口座を開設すれば、投資信託も購入できます。

SBI証券 が投資信託の種類が多く特にノーロード型('手数料無料)の商品を多く揃えています。
次に、楽天証券 この二つを抑えておけば、ほとんどのタイプの投資信託購入を考えた時に即チェック&購入することが出来ます。
ただネット証券口座作るまでには早くても1週間ちょっとかかります。
口座管理料無料なので、この機会に早めに口座作っておきましょう。

その他の証券会社でも各種投資信託扱っています。各社独自性のある商品抑えていますので、色々口座開いてみてはどうですか?
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